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東洋医学ってどんなもの?

公開日: : 最終更新日:2014/12/08 腰痛コラム , , , , ,

東洋医学ってどんなもの?というタイトルを付けておきながら言うのもなんですが、東洋医学を一口に言い表すことは出来ません。

私も勉強してみたのですが、難しすぎて理解しきれないというのが本音です。しかし、東洋医学と西洋医学、腰痛を治すならどっちの医学?で東洋医学の方が腰痛を治しやすいと言っておきながら東洋医学がどのようなものか知らないのも問題なので軽く触れておこうと思います。

慣れ親しんだものでもないので、概要というか東洋医学の治療の考え方というものだけでも感覚的に理解して頂ければ幸いです。

この記事では、東洋医学の三つの基礎知識だけに触れて最後に総合して「東洋医学の一部であるツボ治療はこうゆう基礎知識を利用して活用されているよ」というようなまとめをしたいと思います。では、三つの基礎知識の一つ目を見ていきましょう。

三つの基礎知識其の一、気、血、津液(しんえき)、精について

まず、東洋医学では人体を気、血、津液(しんえき)、精という要素で捉えています。

とは、人体に蓄えられた栄養物と大気中の空気が生命力、精力などと合体して生じるものとされています。

この気では、全身を駆け巡り、体内の各所に散らばって、肝や腎などで代謝されたり、調整を受けたりするもので、体の各所に発現する生理機能に影響し、身体、精神症状として出現されるものとされているのです。

次にというものですが、食べ物が消化、吸収された栄養素が血液に混ざり、肺で酸素と結合したもので、全身をくまなく駆け巡り、人体の滋養を司るものです。

そして、津液(しんえき)ですが、これは人間が正常な健康体を維持していくために構成された全ての体液のことを指しています。例えば、尿や汗、涙、唾液などが津液(しんえき)になるのです。

最後にですが、これは気と同様なものと捉えてくだされば結構です。

今説明した4つの要素が東洋医学でいう体の基礎的要素です。

三つの基礎知識其の二、五臓六腑について

西洋医学と異なり、東洋医学では人体の内蔵部を解剖学的な意味だけでなく、働きの影響による現象として捉えています。具体的な説明をすると五臓六腑と呼ばれるものです。

皆も五臓六腑という言葉は聞いたことがあると思います。良く旨い酒を飲むと「あぁ、五臓六腑に染み渡るな~」なんて言ったりもしますよね?

五臓とは心、肺、脾、肝、腎のことです。六腑とは胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦のことを指します。一つ一つの五臓六腑の紹介をしますのでそれぞれの役割と意味を理解して欲しいです。

まず「心」からいきましょう。「心」は心臓そのものの動きと、それによって活性化される各種の身体の機能、神経系の機能を司るとされています。

次に「肺」ですが、「肺」は肺そのものの働きである呼吸・代謝の機能と、気道に関連する機能、気の生成に相当するものと認識されているものです。

続いて「脾」。「脾」は脾臓そのものの働きである門脈・リンパ系の機能と、それに関連する消化器・免疫などの生命維持に関連する機能を司ります。

「肝」は肝臓そのものの働きである栄養物質の分解・合成・貯蔵・供給と、血・気に関連する機能や神経・筋に関する機能を司るとされています。

五臓の最後は「腎」です、これは泌尿生殖器系や内分泌系・免疫系に関する働きの他に、循環血液量や神経系の一部の機能に関与し、気・津液(しんえき)・精にも関連する働きを有するとされています。

少し難しいかもしれませんが、五臓とはこのようなもののことを言います。

さて、五臓の次は六腑の説明に移りましょう。

六腑の最初は「担」からです。「担」は胆嚢そのものの働きである胆汁の貯蔵・排泄作用と、肝の機能の一部に関連する働きをするものであります。

今度は「胃」です。「胃」は飲食物を消化したり、食欲に関連するとされ、津液(しんえき)、脾との関連が深いとされているものです。

「小腸」は西洋医学とほとんど同じ意味で、飲食物の消化・吸収に関係するとされています。

「大腸」は「小腸」からの一部を受け取り、水分を吸収したりして、残りを糞便として肛門から排出する。つまり、「大腸」も西洋医学とほとんど同じなんです。

そして「膀胱」ですが尿の貯留と排泄に関わり、これもまた西洋医学と同じように捉えられています。そして、「腎」に含まれる機能を司るとされているのです。

いよいよ最後の「三焦」です。「三焦」は水分の代謝に関わる機能を司ります。

五臓六腑の意味合いはおおよそでも掴めたでしょうか?少し西洋医学とは違いますが、大体の意味合いが同じなので何となく理解はできると思います。腰痛改善・解消ストレッチ「福辻式」の中でも少し触れているので、私の記事で軽く理解していれば分かりやすいと思います。

三つの基礎知識其の三、経絡と経穴について

経絡とは経脈と絡脈のことです。経脈は十二経脈と八経脈と呼ばれるものがあります。十二経脈と八経脈の話をすると話が長くなるので割愛させていただきますね。

絡脈とは経脈の分枝のことです。

西洋医学での解剖では経絡はみられていませんが、中国の長い歴史が物語る経験と実績から経絡は人体を駆け巡る気、血、津液(しんえき)の通路で身体全体を統合する機能に関わっているとされています。

経絡はそれぞれが上記でも述べた五臓六腑に関係しています。

そして経穴と呼ばれるものが一般に言うツボです。

まとめると・・・

少し聞きなれない言葉で難しかったと思いますが、要は東洋医学というのは人体の気の巡りを重要視しているということです。ツボが効くと言うのは経穴を押したり、マッサージをすることで五臓六腑を刺激し、気、血、津液(しんえき)の流れを良くし、人体の悪い部分を治療していくもの!というような形で捉えて貰えたらと思います。

東洋医学では西洋医学と違い、直接患部を扱うものでなく、目に見えない部分も総合して病気としてみなし、人間が持つ自然な治癒力を高める医学です。これは、長い人類の歴史でご先祖様達が経験と改善がみられた症状などをノウハウとして蓄積し、人体の不思議な力を体験から学び医療へと発展させた古くからの知恵なのでしょう。

本来ならばこの程度の知識では全く東洋医学を説明されていませんが、東洋医学を基礎として編み出されたツボ押し治療の概要として理解して頂ければ幸いです。

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